ずっと寝ていたい

 

「ねみぃ〜〜」 「帰りてぇ〜〜」

 

一日にするあくびの回数は数え切れないし

家にいるのに帰りたくなっちゃう時がある

 

 

なんかもう何でもいいや〜 どうにでもなれよ〜〜 あ〜ずっと寝ててぇ〜〜

 

 

こんなこと思ってた時に僕は閃いてしまったのです!

 

「じゃあ寝たいだけ寝てみればよくね?」

 

これを実行するためには長期間の休みが必要だ。

 

「夏休みだ!学生には夏休みがある!」

 

ニートしたい生物ゆえに、この時夏休みがあることに本当の意味で感謝できた。

あぁ幸せ!!

皮膚が擦り減るくらい寝返りうってやるんだぜ!!

 

 

いよいよやってきた夏休み。

テスト明けで睡眠欲が高まっており、コンディションはバッチリだ。

 

「よし!これからクソほど寝てやるぞ!」

 

 

 

ずっと寝てみる生活1日目

 

テストが終わったその日のうちからスタートとしたため、風呂と歯磨きを済ませ、18時から寝た。

テストの疲れが残っていたのか翌朝の8時まで寝れた。

初日としてはまずまずだ。

 

 

ずっと寝てみる生活2日目

 

スタートして早速だが、俺はあることに気付いてしまった。

本当は「寝てたい」のではなくて「ゴロゴロしてたい」だったことに。

ここからは企画名を変え、「ずっとゴロゴロしてみる生活」にする。

YouTubeに朝から夜まで入り浸る。

この日は深夜2時に就寝。

 

 

ずっとゴロゴロしてみる生活3日目

 

寝たいだけ寝てやるのがこの企画の醍醐味だったので、目覚ましをかけずに寝てやった。

目を覚ましたのは14時。

「寝た」感がすごい。

寝すぎて身体がだるかった(贅沢すぎて草)

この日はフリーター家を買うを5話まで視聴。

ワンピースのチョッパーのやつ以来に久々泣いた。

ちょっとずつ変わっていく誠治を気付いたら応援していた。ゴロゴロしながらね。

深夜3時半に就寝。

 

 

ずっとゴロゴロしてみる生活4日目

 

15時に起床。

段々と生活リズムが狂い始めた。

が、そんなの関係ねぇ!!

ゴロゴロしてやる!!

フリーター家を買うを最後まで視聴。

主人公の誠治に感化されてなんだか働きたい気もしてきたが、まだダラけたい欲が勝っていると判断したため企画を続行。

深夜4時に就寝。

 

 

この後、2日間ほどゴロゴロし続けたところで異変が起きた。

 

なんと、「外に出たい」衝動に駆られたのだ。

ゴロゴロすることに飽きてしまったのである。

それに加え、ずっと休んでる筈なのにすごく身体のあちこちが痛いし怠いしなのだ。

 

よって、人(俺)は約1週間ずっとゴロゴロすると外に出たくなる という結果になった。

 

そして気付いたことがもう一つある。

 

「快楽には限界がある」

 

ということだ。

 

寝る、酒飲む、シコる(もしくはヤる)を連続でやり過ぎると、気持ち良さに免疫がついてしまうのだ。

 

快楽はそこそこにして、何かに没頭する生活を送ることが1番いいのではないだろうか。

 

こんなことを思いながら、呑みにいくのであった。(3日連続)